木工丸鋸盤(テーブルソー)
S47
仕 様
 丸鋸径     300mm
 最大切り込み 100mm
 回転数     900rpm
 モーター    240w 2300rpm
          日曜大工セットの電気ドリル

 メーカー製の電気マルノコと比べると不恰好ですが結構
 切れました。
 騒音は回転が遅い分低めに感じます。

 プーリーで減速しています
 ボディは上下9mm厚の鉄板とそれをつなぐのに
 三分の寸切り4本を柱にできています。
 鋸刃の軸受け(SS材)、主軸とプーリー大小は先の
 小型旋盤で加工しています。

切る姿勢


 下の写真も自作の鋸盤です。
 スタンド型丸鋸盤は早さきれいさ正確さでは手持ち電動丸鋸や手鋸よりも有利です。ただ安全に使うにはノウハウが
 あります。初めての人は切り終わりで木が自分に向かってガツンとはじき返されてこのタイプに恐怖心を抱きます。

      
    マイターゲージ(角度切り)ガイド          長手ガイド
   
   モーターは200W。元々は400Wで205mmの丸鋸でしたが加工音を下げる為160mm、110mm、
   85mm(アサリ幅1mm)と小さくし12mm合板専用に使っています、1m離れて加工音78dbです。
      このハンディ掃除機は82db


          
     減速してます1100rpm           鋸刃上下調節出来ます

   この他コンパネ製のスタンド型で洗濯機のモーター90w位を利用してVベルト駆動のD150mm木工丸鋸盤も造って
   います。

   大工仕事の中でも木を切る作業はしんどいです、正確に切るにはそれなりの経験がいるでしょう写真のようなスタ
   ンド型の鋸盤を使ったら楽なうえその速さ、正確さに驚きを感じます板幅100mmで長さ1m切っても幅は±0.1くら
   いは常時出ますし10枚切れば全て揃い切り口の直角も正確です、コンマ代の寸法修正もなんなく削り取れます。
   組み合わせてぴったりすき間がないのは気持ちいいですよ。


騒音軽減の対策
 電動丸鋸を使う場合大きな音が発生するので近所迷惑にならない様気を使います、前回上写真の自作丸鋸盤(
 ブルソー)をさらに改造しました。
鋸刃は径100mm刃厚1.3mm刃数36のチップソーでモーターは100wです、刃は21mm出ています。
刃を取り付けている座金は径56mmと大きくして振動を軽減(市販の電動丸のこは刃径165mmで座金40〜45mm位)。
回転数720rpm(Vプーリーはモーター側外径20mm刃側46mmベルトはM種)
動画サイトに12mm厚の合板の加工音と上のハンディ掃除機の音とを比較した動画をアップしていますここをクリックし
てご覧ください。
市販の電動工具はモーターの出力が大きいですが日曜大工程度でしたら100wでも充分に切れますし安全面でも有利
と思います。
これだけ回転を落としても切り口の見栄えは市販電動工具と遜色ありませんしコンマ代の修正もスムーズで問題ありま
せん。
加工音を下げる事でぐっと実用度が上がります。
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